梅雨に入る前に、やさしく“出す”ことを意識して
本格的な梅雨に入る前のこの時期は、
「ため込まない肌と身体づくり」=デトックスケアが大切なタイミングでもあります。
冬から春にかけてゆっくりと溜まってきた老廃物や水分を、一度リセットするように流してあげることで、湿気の多い時期にも負けない、めぐりのいい肌と身体に整えておくことができます。
湿気も雨も、すべてが私たちにとっての“めぐり”の一部。
だからこそ、ちょっとした不調を感じたときこそ、自分をやさしくケアしてあげましょう。
フェイシャルケアも、そのひとつ。
心地よくふれられることで、むぐりがととのい、肌も気分もすっきりと整っていきます。
じめじめの季節にこそ、自分のためのやさしい習慣を育てていけたら素敵ですね。

梅雨を心地よく過ごすための、ちいさなヒント
• ゆっくり、ぐっすり眠ること
睡眠不足は、自律神経の乱れや肌のトラブルに繋がります。
特に梅雨は、湿度や気圧の影響で眠りが浅くなりがち。
リラックスした空間で呼吸を深くするだけでも、眠りの質は変わります。
寝る前のスマホは控えて、心のスイッチをオフにする習慣を。
• 晴れ間を見つけて、光を浴びる
曇り空が続くと、気分がどんよりするのは「セロトニン不足」が関係しているとも言われています。
朝の光を浴びることで、体内時計もリセットされて気分も前向きに。
窓辺で深呼吸するだけでも、心のもやもやがふっと軽くなるのを感じます。
• 旬の食べ物で“おいしく整える”
キュウリやラッキョウ、蕎麦、青魚などは、体内の余分な水分を流しやすくしてくれる食材たち。
夏野菜の恵みを、美味しくいただきながら「内側からデトックス」。
• 耳まわりをマッサージして、気圧対策
雨の日の頭痛やめまいは、耳の奥にある「内耳」が関係していることも。
そこでおすすめなのが、耳まわりのセルフマッサージ。
両耳を上下左右にやさしく引っ張ったり、くるくる回してあげたり。
たった数分のこのケアが、気持ちをシャキッと整えてくれることがあります。
• ぬるめのお風呂で、心身のこわばりをほどく
梅雨の冷えやだるさを感じた日は、38〜39℃くらいのぬるめのお湯で首までしっかり浸かって、深呼吸しながらゆっくり湯船につかってみてください。
肌も心も、ふんわりゆるまる感覚が味わえます。

めぐりが整うと、肌も気分も軽やかに
びよりのマッサージは、コースによって、顔だけでなく、
首・デコルテ・耳まわり・頭皮など、老廃物が溜まりやすいポイントを丁寧にほぐして流していきます。
リンパや血流をスムーズにし、体の内側にたまった「疲れ」「むくみ」「こもった湿気」をデトックスする働きをしてくれるのです。
リンパの流れがスムーズになると、顔の印象がふわっと明るくなり、フェイスラインもすっきりと整います。
そしてもうひとつ大切なのが、リラックス効果。
フェイシャルケアは、肌を整えるだけではなく、季節の変わり目に「めぐりを助けるケア」でもあります。

やさしく出す習慣を今のうちから始めておくと、梅雨をぐんと快適に過ごしやすくなります。
雨音に包まれるこの時期、肌と心に静かにふれる時間を、びよりで過ごしてみませんか。