顔の筋肉が衰える原因とは
表情筋と呼ばれる顔の筋肉は、30種類以上ですが、多くの人は、そのうち30%程度しか使っていないといわれています。日常で使うのは、咀嚼(そしゃく)によるものが大きく、そのほかは表情に合わせた変化によるもの。
しかし、食事中あまり噛まなかったり、表情を動かす機会が減れば、ますます筋力は弱まってしまいます。
口輪筋を動かして、顔全体に刺激を
たるみ予防には、顔全体を動かすのが大切なポイント。そこで意識したいのが、口の周りをぐるりと囲む「口輪筋」です。
口の周りから放射状に伸びる表情筋は顔全体に広がっているため、口輪筋を動かすだけで、顔のさまざまな筋肉に刺激を与えてくれます。
逆に、普段から口を動かさないでいると、顔の筋肉が衰えやすく、表情も乏しくなってしまいます。
口の動きこそ、たるみ防止のカギ。
毎日の生活のなかで意識して動かし、顔の筋肉を鍛えましょう。
今日から始める 笑顔トレーニング
口を動かす運動にぴったりなのが、笑顔をつくること。早速、笑顔トレーニングを始めましょう!
笑顔トレーニング
1. 頰のストレッチ。頰を高く上げ、口は閉じたままで笑顔をつくる。
2. 10秒間キープした後、力を抜いてリラックス。
3. 1~2を2、3回繰り返す。
4. 口を軽く開け、前歯が出るように笑顔をつくる。頰を高く上げるのもポイント。
5. 10秒間キープした後、力を抜いてリラックス。
6. 4~5を2、3回繰り返す。
7. 顔全体を縦や横に伸ばすようにして、顔の筋肉をほぐす。
笑顔には、顔の筋肉を刺激するだけでなく、幸せホルモンと呼ばれる「セロトニン」の分泌も促進され、口角をあげるだけで、脳の働きが活発になります。
引き締まったフェイスラインで若々しく。
笑顔で、軽やかな日々を過ごしたいですね。